ナナとカオル1巻の収録エピソードと、読んだ感想です。
1巻に収録されている話
- 第1話「妄想」(ヤングアニマル嵐 2008年No.2)
- 第2話「交渉」(ヤングアニマル嵐 2008年No.3)
- 第3話「触感」(ヤングアニマル嵐 2008年No.4)
- 第4話「攻める男」(ヤングアニマル嵐 2008年No.5)
- 第5話「散歩」(ヤングアニマル嵐 2008年No.6)
- 第6話「放尿」(ヤングアニマル嵐 2008年No.7)
- 第7話「ロープをしごけ!!」(ヤングアニマル嵐 2008年No.8)
- 第8話「ロープで縛ろう!!」(ヤングアニマル嵐 2008年No.9)
ナナとカオルが初めて掲載されたのはヤングアニマル嵐の2008年No.2(2/1号)→(2008年1月第一週発売)でした。
エピソード別まとめ
カオルの妄想が現実になり、はじめての息抜き(第1話~第3話)
また息抜きをしてほしいというナナに首輪をして散歩、放尿(第4話~第6話)
はじめてのローププレイ(第7話~2巻に続く)
見どころ・読んだ感想
1巻は記念すべき「ナナとカオル」のエピソードがスタートするところです。
妄想するしかできなかったナナのボンデージ姿が現実になり、そこから始まっていく二人の”息抜き”。
この巻ではカオルが考えていたとおり、ナナちゃんも最初は「カオルを成績アップのために利用してやろう」ぐらいの気持ちしかなかったのがわかります。
カオルもカオルで、ナナちゃんを性の捌け口としてしか見ておらず・・・まさかここからあんなに胸キュンなエピソードが広がっていくとは当時の読者も思いもよらなかったのではないでしょうか。
疎遠になっていながらも
この頃の二人は「疎遠」になっていた時期。
それでもカオルが進級できるように補習の朝に迎えに来てくれたナナちゃん。
カオルの肩に簡単に手を回したりする姿は、ラストイヤーまで読んだ後だと考えられないです。
※ラストイヤーの時だったら、もうそれだけで「トクン・・・」ってなってるかとw
でも、カオルのことを悪くいうユカリに、想像の中では「バーカ!」と言っているあたり、そこに恋愛感情はまだ芽生えていないものの、「カオルとは仲良くしたい」という気持ちや、どこかでカオルのことを認める感覚があったんでしょうね。
よかねーよ!
初めてのボンデージ編での見どころは、ナナちゃんが脱げなくなってしまったボンデージを工具を駆使して壊すカオルに
「い・・・いいの?コレ 高かったんでしょ?」
と聞くナナちゃんに対しての
「よかねーよ!」
「勝手に着られて 鍵まで壊れて でも しょーがねーだろ!!」
というところ。
カオルにとっては39,800円のボンデージなんかより、ナナちゃんの日常を守る方が圧倒的に大切だった・・・というのがこのエピソードからすでに醸し出されているのです。尊い・・・。
乱暴ナナちゃん
なんか1巻のナナちゃんはすぐにボコスカと壁や布団を殴ってましたw
後に「勝気だった」と自分で言っていたし・・・小学校時代はカオルと男の子のように遊んでたのかな~と想像させられますね。