ナナとカオルが好きすぎて辛い

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ナナとカオル 2巻のエピソードと感想

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ナナとカオル2巻の収録エピソードと、読んだ感想です。

2巻に収録されている話

タイトル 初出
第9話 主張しちゃうカラダ ヤングアニマル嵐 2008年No.10
第10話 ビビってんの!? ヤングアニマル嵐 2008年No.11
第11話 冬と缶コーヒー ヤングアニマル 2008年No.23
第12話 盗み読み ヤングアニマル嵐 2008年No.12
第13話 変態 ヤングアニマル嵐 2009年No.1
第14話 ルール ヤングアニマル嵐 2009年No.2
第15話 ロープ、再び ヤングアニマル嵐 2009年No.3
第16話 ナナのプレゼント大作戦♡(前) ヤングアニマル 2009年No.3
第17話 ナナのプレゼント大作戦♡(後) ヤングアニマル 2009年No.4

2巻はヤングアニマル嵐(増刊)とヤングアニマル(本誌)のエピソードが掲載されています。

ヤングアニマル本誌での初掲載は第11話「冬と缶コーヒー」で、おそらくは読み切りのような形での出張掲載だったのでしょう。

その後、第16~17話の「ナナのプレゼント大作戦♡」もヤングアニマル本誌への掲載があり、その数か月後には嵐から本誌への移行が決まりました。

エピソード別まとめ

はじめてのローププレイ(1巻第7話からの続き~第10話)

ナナのノーパン散歩プレイ(第11話)

緊縛&撮影プレイ(第12話~3巻に続く)

ナナとカオルのバレンタインエピソード(第16話~第17話)

見どころ・読んだ感想

1巻の巻末、見事な引きから続くローププレイのエピソード。
こんなの絶対に続きを読みたくなっちゃいますよね。

はじめての解放

2巻ではナナちゃんの、縛られた状態からの「はじめての解放」が描かれています。

解放されることで新鮮な空気が体を巡り、気持ちいいんだそう。
この感覚に関しては「ご都合主義」的な捉え方しかできないのは僕が”息抜き”をしたことがないからかもしれません。

でもまぁ、漫画なんで、ナナちゃんがこれで気持ちいいと感じているのなら、やっぱりそれが正義なんだと思います。

秘密を守ろうとするカオル

「キモメンの皮をかぶったイケメン」ことカオルは常にナナちゃんの日常を壊さないように気を配っている・・・というのが、この初期のエピソードからも見て取れました。

ただ、この頃はまだそこまで事態を重くは考えてなかった可能性もあり、もしかしたら「バレたらもうナナと”息抜き”できないかも」ぐらいの感情だった可能性もあるかな。

あのボンボン!

ユカリが矢神にプレゼントを悩んでいる時、「会長って財布もマフラーももうブランドもの使ってるもの」という話を聞いたナナちゃん。
頭の中で「あのボンボン!」と悪態をついていましたw(第9話)

1巻の冒頭でも「私 好きな人とかいないから」と言っていたとおり、この頃からナナちゃんは矢神に対しての感情は「生徒会役員を一緒にやっている友達」以上の何でもなかったのがわかりますね。

でもって、母子家庭ながら母親から生活費として大金を預かっていながらも、それを無駄遣いしないナナちゃんの性格みたいなものも表されていたのかもしれません。

カオルの嫉妬

そんなナナちゃんの感情は露知らず、カオルはカオルで矢神と仲良さそうにするナナちゃんに嫉妬。
わかる・・・わかるよ・・・。

自分では力不足と感じていながらも、”息抜き”を通じて届きそうになってしまったからこそ「手放したくない」という感情が生まれてしまったわけです。

カオルがこの感情といかに戦っていくのか?というのが、ラストイヤーまで続くこの作品の軸となる一つだったり。

ナナ、SM入門を買う

2巻第13話では町の書店らしきところで「更科周一郎監修 SM入門」という本をナナちゃんがついに購入してしまいます。
※この頃はまだ「修太郎」名義ではなかった模様?

男だろうと女だろうと、やっぱりこれぐらいの年齢の時って「気になるものは気になる」って感じでしたもんね。
好奇心が強い子なら尚更、こういう書籍に頼ってでも情報を仕入れようと思うのは普通の間隔でしょう。

・・・でも、買う時すっごい恥ずかしかっただろうなぁ・・・どうやって買ったんだろうw
そのエピソード単発で見てみたい。

※ちなみに、この後ナナちゃんは「緊縛コレクション」なる本も購入している模様。。。(10巻より)

バレンタインエピソード

2巻の最後には物語的には4か月後?ぐらいになるバレンタインデーのエピソードが挟み込まれています。

ここでナナちゃんの絶望的な料理センスが初めて垣間見えるわけですw

バレンタインのチョコを手作りするために、湯せんじゃなくてお湯に直接チョコを投入しちゃうとか・・・。

この辺も冷静に考えたら「成績優秀」なナナちゃんなので、「家庭科」とかの授業でしっかりやってたと思うんですけどね~。
あれかな、努力の天才は受験に使う科目以外は全部捨てて勉強に臨んだのかな。

料理の経験が皆無にも関わらず、想像だけでチョコケーキを仕上げるナナちゃん。
完成した時の

「できちゃった!!・・・初めてだったのに♡ すごい!頑張った私!!すごいすごい♡」

と喜ぶ姿は本当にかわいいです。

アダルトグッズの知識も(ちょっとは)あるナナちゃん

チョコを渡そうとカオルについていって、橘さんのお店「FUN LOVE」に入ってしまうナナちゃん。
そこでついつい手にしてしまったイチゴの玩具を買うことになってしまうのですが・・・「なんとなく使い方がわかってしまう」ほどにはアダルトグッズへの知識も持ち合わせている模様。

まぁ、なんかそういうのもすべて加味して、「普通の女の子である」ってことなんですよね。
カオルすらもナナちゃんを神格化してしまっているけれど、頑張り屋さんなだけで中身は普通の女の子なのです。

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